ダイエットメニューなのに体重が落ちない・・・その理由は塩分にあり。
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先々月、SNSからこういったお話を頂きました。
この方は運動もしているし、食事のカロリーにも気を付けているのでただ単純に停滞期かな?と思っていたのですが、あまりにもその停滞期が長いので現在の食事内容を見せてもらったのですがある問題点を見つけました。それは・・・
カロリーや栄養素にも気を付けて運動もして順調に痩せてきていたのですが、ダイエットも数か月経った今、彼女の舌は味が濃い物に飢えていたようです。非常に味付けが濃い物ばっかりでした。カロリーが低くても味付けを濃くするために塩分を大量に摂取していたんですね。
カロリーが低ければ痩せると言われますが、実は塩分にも気を付けないと痩せない体になります。今日はダイエット中に見落としがちな塩分についてお話していきましょう。
ダイエットしていると塩分が多くなりがちになる理由
ダイエットと言えば流行の糖質制限やカロリー制限を思いつきますよね。糖質・カロリーという点ばかりに意識をしますので、ノンオイルドレッシングでサラダをモリモリ食べたり、野菜がたくさん入った鍋物・スープなど栄養素もバッチリだと思います。
しかしダイエッターはそこに含まれる塩分についても考えなくてはいけないんです。
ノンオイルドレッシングや鍋物はカロリーを低くするためにうま味を塩分で補っているんです。塩分は温かい食べ物だと感じにくいので特に鍋物は塩分濃度が高いんです。
ちなみに厚生労働省が定めた女性の塩分摂取量の推奨量は7g以下で4g程度なら尚良いとの事。ちなみに鍋1人前で5~10gです。下手したら1食でオーバーします。
けど実際に厚生労働省が定める数値を守れる人なんてほぼほぼいないと思います。
塩分過多。そして起こる問題。
塩分過多による起こる問題は様々ですがダイエットで起こる問題は以下の2点が代表的。
・むくみが慢性的になり代謝を下げる。
・血液・リンパの流れが悪くなり、脂肪を消化しにくくなる。
これが塩分過剰摂取によるダイエットで痩せにくくなる原因。
歌手の幸田未来さんもダイエットでとても綺麗になられましたが塩分に関してずいぶん熱心にお話されている時がありました。特に夜に塩分を摂らない様にしてたとか。夜は体内のエネルギーを溜めこむホルモンが動き出すのでそういった点でも合点がいきます。
まだこれだけなら痩せにくいだけで済みますが心臓などの健康被害まで達してしまったらせっかくの綺麗・かっこよくなる為のダイエットなのに本末転倒ですな。
かといって味を薄くすると食事へのストレスも溜まるし、あっちを立てればこっちがヘコむじゃないですけどどっちを優先すればいいの!と思うでしょう。
次回は1ヵ月に1回取り入れる短期集中型の塩分を抜く=リセットさせる方法をお話していきます。重要です。