石橋を叩いて渡る男と言われた私が40kgのダイエットに成功できた理由。
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私は以前の職場で末席ではありますが、役職会議に出る立場にありました。
そこで毎週の売り上げや今後の行動などを指摘し合うんですけど、大抵こう言われるんです。
毎週毎週こんな風に言われました。石橋を叩きすぎ。もっとガンガン行け!と。
もちろん仕事というのもはスピードも重要です。
でも私はある理由から全然ガンガンいきませんでした。
それは会社が新卒採用を始める!なんて身の丈にあっていない事を始めた事に所以しています。結果的に採用した新卒なんて早くて2週間。長くて1~2年程度でほとんどやめていきました。
中小企業ど真ん中の会社が大手の真似事してもそう簡単に上手くいくはずないんです。
なぜならそんな中小企業の持ち得る体力(既存人材レベル・資金・ノウハウ)なんてたかが知れているからです。それなのにやる事は大手企業と同じ事。ミスマッチにも程がある。
健康診断もまともに受けれないような会社が新卒採用するんじゃねぇよという気持ちが私はとても強く、新卒採用の概要を人事から聞いた時にあまりの理想論に驚きました。
そんな資本主義と共産主義のイイトコどりみたいな事、上手くいくはずないじゃないですかと開口一番に言い放った覚えがあります。(その後上司に言い過ぎだよ・・と注意されました。)
結果的に雇った新卒がやめるだけに留まらず、中堅社員も疲弊し、結局その会社はどんどん人がいなくなりました。たぶん今は10人すらいないんじゃないかな?
私自身も過労で下手したら死ぬレベルの重度の肺炎になり、合併症も発症して約15カ月の療養に入りそのまま退職しました。
それじゃこの話をダイエットに照らし合わせると個人的には石橋叩いてナンボという事。
前の会社の人たち(一部を除いて)は私が石橋を叩いているだけの男に見えたのでしょう。
甘く見られたものだ!と怒り狂ってた日々が思い出されます。
気合や理想論だけで物事なんてうまくいきませんよ。
石橋叩いて渡る男 エトのダイエット
私はダイエットを開始する前に徹底的にダイエットについて調べました。とにかく調べてどれが効果的かどれが嘘で何が本当かをこれでもか!ってぐらい分析しました。
前の会社だったら「そんな調べものしてる暇あったら走ってダイエットしてこい!」って言うだろうけど、私は何が何でも一切走らない。とにかく調べました。
そして調べ上げた情報を精査して、自分に適しているダイエットを自分なりに組んで、自分専用のダイエットプログラムを作りました。
前の会社だったら「そんなプログラム作ってる暇あったら腕立てしろ!」って言うだろうけど、私は何が何でも一切腕立てしない。とにかくプログラムを作りました。
作ったプログラムを1週間試して修正を数回繰り返して、本当に自分に適しているか?もっとソフトにするべきか?ハードにするべきか?をチェックしました。
前の会社だったら「そんな事繰り返していないでさっさと結果だせ!」って言うだろうけど、私は何が何でも一切焦らない。とにかくチェックを繰り返しました。
石橋叩いて渡るマンのエトは、自分のレベルを知っているんです。
困難を前にして自分の身の丈に合っていない事をやっても絶対敗北すると。
そしてなによりも戦い(ダイエット)というものは絶対に・・・
下手に手を出してそのまま終戦を迎えるような敗北をしてはダメなんです。絶対に勝たなくてはいけないんです。何が何でも。
困難なものに立ち向かう時に局地的な負けはあっても当然ですが、結果的な『勝ち』『負け』があるのなら絶対『勝ち』を掴み取らなければなりません。
思いつき、上辺だけの情報、自分の力を過信して負けたら意味がない。困難な事に挑んでる自分に酔ってしまって気持ちよくなってはダメなんです。
正確な情報・自分の今のレベルを知り、適切で効果的な事をやって初めて勝利できます。
調べて試して修正して実行に移す。これの繰り返し。
石橋叩いて渡るマンのエトはこの石橋大丈夫か!?と昔から調べまくるけど、渡ると決めた以上は・・・
だから40kg痩せたんです。
あなたのダイエットはどうですか?
走れば痩せるだろとか、少食にすれば痩せるだろとか簡単に思っていませんか?
走れば痩せるというのは簡略化された答えなんです。
単純にだらだらと1時間かけて走るのと心拍数・フォーム・距離を計算して効率よく走った1時間とでは全く効果が違います。
石橋叩いて渡る事は決して恥ずかしい事ではなく、よりよい結果を得る為に時として必要不可欠な選択肢です。
マヌケなのは考え無しで思いつき。馬鹿なのは考えてるだけで行動しない事。どうしようもないのは分かっているけどしない奴。