タバコをやめようと思ったら太ってしまった人の話から学ぶダイエット。
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こんな風に私に宣言した女性がいたんですよね。
まぁ『明日から』とか言いつつ吸い溜めだ！と言わんばかりにタバコを吸っている時点でお察しなんですが、結果はもちろん・・・
よく言いますよね。禁煙したら食欲が増して太った！っていう話。口さみしいとかそういった理由でお菓子をつまんじゃうってヤツです。
あれってほとんどニコチンや禁煙の禁断症状で食欲を開放しているだけなんですが、もれなく彼女もその道をたどりました。
私がさっき『結果はもちろん・・・』と言いましたが、彼女は禁煙に失敗するなと思っていました。なぜなら・・・
なにかを我慢する→ストレスが溜まるなんて容易に想定できる。
サブタイトルでもう言っちゃっているんですけど、今までずっと吸っていたタバコをやめるとなったらストレスが溜まるなんて事は誰でも簡単に想像・想定がつきますよね。
でもこういった『思いつき』『勢い』『思考ゼロ』の人は全く考えません。やめられるものだと思いきっていて、自分がいかに弱いかを知らないんです。だから考えないんです。
いわば対抗策ですよね。これはダイエットでも同じです。
お菓子をたべたくなった時どうすればいいか？お腹いっぱい食べたくなった時はどうすればいいか？タバコでもダイエットでも始める前にこの対抗策を考えておかないといけません。
思いつきだったり、勢いでやる人は対抗策を考えもせず持ってもいないので、唯一持っている初期装備『我慢』という武器でしか戦えません。
その我慢も長期間にわたって禁煙・ダイエットしている実績のある我慢ではありませんのでもちろん・・・
ドラクエでいったら『ひのきのぼう』、ファイナルファンタジーでいったら『ナイフ』みたいなものです。
そんな装備で禁煙やダイエットといったラスボスに挑もうとしているのだから笑えます。
ダイエットの成功率が５％っていうのもこういった事が大きく起因していると思いますよ。
だれでも最速の道、すぐに痩せたい、結果出したいと思いますよ。そりゃあ思いますとも。私だって即効で健康的に痩せられると言われればそうしますよ。
それでもすぐに痩せようとして何も考えず、困ったときの対抗策も持たず、無理な我慢ばかりしてダイエットという冒険に出たってすぐに壁にぶつかって引き返す事になりますよ。
というか引き返せればまだ良いほうですよ。そこで挫折して冒険が終わってしまうかもしれないんですから。
そんな風に考えていた私はダイエットをはじめる前から自分が弱いなんて事は知っていましたし、弱いからこその戦い方もあるんじゃオラ！コラ！と常々思っていました。
ダイエットを本格的に始める前にダイエット中のストレスに対する知識とその対抗策を考えては実践しての繰り返しをしました。
そうやって選択肢や対抗策（武器）をどんどん量産して私はダイエットという冒険に旅立ちました。
選択肢と対抗策を知っていても実践できなくちゃ意味がないという事をお忘れなく。『やっている』と『やれる』は違いますからね。
ちなみに我慢という武器はですね最後の武器ですよ。
ダイエットを始めたばかりの人はそうそう使ってはダメですよ。
それじゃ今日のまとめといきましょ。
【まとめ】
・ダイエットをすればストレスは溜まるに決まってる。
・そうなったときの対抗策をあらかじめ用意しておく。
・思いつきや速効性を求めればそれ相応の反動が自分に跳ね返ってくる。
・考えて試してみて軌道修正をかけてはじめて、実戦でも使えるものになる。
・ぶっつけ本番はしない。
・我慢は最後の武器。
自分を振り返り、自分の弱さや強さを知って、ダイエットについて考えて、そして対抗策を練り、実行する。
この事を考えるか、考えないかでダイエットの成功率というのは大きく変わりますよ。
