『なんで効果があるかは詳しく分かっていません。』←これについて。
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夏も近いということで最近ではTVでダイエット特集を組みまくっていますね。新聞のTV欄でもダイエットという文字を見ない日のほうが少ないと思います。
現に私のところにも「ダイエット番組に出演してれくませんか?」というお誘いが数社きてしまうぐらいです。
そんなTVのダイエット特集ですが私も時間が許す限り見ています。
いろんな博士や医者が出てきてこれが効果がある!とかあれが痩せる!とタレントと声高々にしゃべっていますが、いつも気になるワードがあります。それは・・・
痩せる効果はあるけど仕組みはわかんねぇよという事です。私的にはこれは結構な問題だと思うんですけど皆さんはどう思います?
まず痩せるっていう事が美化されすぎているんです。
痩せる=健康とか痩せる=美しいというポジティブすぎる結果に直結しすぎだと思いませんか?
と言ってるようなものです。ダイエットというのは一歩間違えればすごい危険なんです。
ずっと体に負荷をかけ続けているような状態にすら十分になり得るんですよね。糖質制限ダイエットなんて特にそう思いますよ。
痩せる代わりに脳梗塞。痩せる代わりに心筋梗塞。
そういうネガティブな一面もダイエットには存在するという事を考えれば理由もはっきりしない事を人に簡単にはおススメしねぇだろと40kgのダイエットに成功した私が言っておきます。
白いんげん豆の悲劇
今から10年ぐらい前、学生の時にスーパーマーケットでバイトをしていたのですが、当時ある番組で白いんげん豆ですごい痩せる!やばいぐらい痩せる!というTV特集がやっていたんです。
そうしたら次の日大変ですよ。
みんな白いんげん豆を買いにきてあっという間に売り切れです。白いんげん豆ってメジャーな商品じゃないですから在庫だってそんなにないんです。売り切れの張り紙を出したら・・・
と主婦に怒られる始末。そんな日から一週間。白いんげん豆のダイエット特集を組んだ番組が驚きのことを言っているんです。
「白いんげん豆は食べ過ぎると下痢になるからやめたほうがいいよ。サーセン。はい!次のコーナー!」
こんなもんですよ。TVのダイエット特集なんて。
結局下痢で一時的な脱水症状で痩せてるだけだったんです。
痩せる=体重計の目方に重きを置いて「なんで白いんげん豆で痩せるのか?」「どうして効果があるのか?」という事を考えもしなかった結果、不健康情報を電波に乗せてまき散らしたわけです。
私がバイトしていた弱小スーパーであの状況だったのですから大手スーパーや生産・加工業者さんは踊らされてたくさん在庫を作ったでしょう。
TV側は「すいません。てへぺろ」で終わるんだから楽な商売ですよ。
いい大人達が「なんで?」「どうして?」と考える事を放棄することによって起こったこの悲劇。私は自分が根っからのアマノジャクでよかったなぁと思った瞬間でした。
みなさんもTVでそう言ってるからとか雑誌でそう書いてあったからといって鵜呑みにしてはいけません。なんで?という疑問を持つことによってそれが本当に自分が望んでいるものかをしっかり自分自身で判断しましょう。
私もプレイボーイのモテる男の特徴トップ3を真似してみましたがモテません。
もう一度言いますが鵜呑みにしてはいけません。