我慢強い!は良い事だらけというわけではない。
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どうもコニチワ。
今日は我慢・忍耐についてお話していきたいと思います。
我慢強いってポジティブな印象を受ける言葉ですよね。苦しいのに頑張っている!とかそういった印象を受けますし、私自身もそう思いますよ。
けどダイエットではこの『我慢強さ』が、時に大きな弊害になったりする事が多々あります。
最近、我慢や忍耐の塊だなぁと思ってしまうダイエッターさんからのコメントやメールがとても多いんです。
そんな人達を見てがんばってるなぁと思う反面、非常にもったいねぇなぁとも思うんです。
例えばですがこんな例があります。
4カ月間の週5回走ったけど、たった2kgしか痩せませんでした。
(身長156cm 70kg)
身長・体重からどう見ても肥満の人です。そんな人がこんだけ走ったらいくらなんでも2kgしか痩せないっていうのは噓だろと思いますよね。
この人にはダイエットをするにあたって大きな問題が1つあるんです。
単純に言ってしまえば、この人は走ってれば痩せるだろと思っているんです。それがこの人にとっては痩せる為の正解であり、すべてだったんです。
そのすべてを我慢して継続してやってれば痩せるだろうと思ったから4カ月間も同じことを繰り返した結果、体重は2kgしか落ちなかったというわけ。
どう考えても肥満なのに運動しても痩せない・・・となれば『何か他に原因があるんだ』と疑問を持って当然なんですよ。
結局ツッコんだ話を聞いている内に、この人は走っていると言っていたけど、到底走っているという速度ではなく、ほぼ歩いている速度。
週5日と言っているけど運動した時間は合計3時間程度だったんです。
週5で走って・・・と文面だけを読むと一生懸命頑張っているという雰囲気が出ていますが、ふたを開けてみたらただのお散歩程度だったというわけです。
つまりこの人は4カ月間、自分が行っている運動レベルのハードルが低すぎるという事に気づいていなかったわけです。
我慢や忍耐に全てを委ねるのではなく、時には自分がやっている事を疑問に思い、見直しや修正を加えるという考えを持てばこんな事にはならなかったんです。
今更こんな事を言っても過ぎてしまった4カ月は戻りませんし、嘆いても喚いても結果は同じです。頑張っている自分に酔ってしまったり、自分が経験している苦労を美化した所で結果は結果。
ただその結果を無駄にしてしまうか、次に活かすかは自分の気持ち一つで選択できるわけですよ。幸いな事に。
大抵の人はショックで落ち込んでダイエットなんてもういい!となってしまう人もいますが、ここでお得意の我慢の出番ですよ。
グッと堪えて、次に活かそう!この段階で痩せない原因がわかってむしろ良かったぜ!と思う気持ちや次に活かす事が大事かなと私は思いますよ。